「こうきゅうひんやさんで~す」
???こうきゅうひんやさん???
きっと漢字にすると、『高級品屋(店)』なんでしょうね。
時々、開店しています。以前は、1つ1万円で“おたま”が売られていました。
左の方にある赤いスコップは、レジでバーコードを読み取るハンドスキャナーです。
買い物を終えた保育士が「今日は“おたま”が20円でした。無料体験コーナーもあるんです」と教えてくれました。
『こうきゅうひんや』の評判は保育者に口コミで広がります。
「無料体験コーナー、させてください。」
「はい、どうぞ」「さわってください」と、青いバケツを差し出しました。
バケツの中には、さら粉がたくさん入っています。
「フワフワや~」と、体験をした保育士が笑顔で感想を伝えています。
そういえば、少し前にみんなでさら粉を作っていました。
ちなみに、真ん中にあるタッパーは『かわ』だそうです。
きっと漢字で書くと、『川』でしょうね。小さな小さなビオトープです。
この『かわ』も店頭に置いてあります。
「フワフワ」と聞いたので、私も無料体験をさせてもらいました。
子「どうぞ触ってください」
私「フワフワや。気持ちいいい。ずっと触っていたいです」
子「(ニコニコしながら、見てくれています)」
バケツをのぞくと、小石が入っていました。
私「これは何?」
子「いし です。さわってみてください」
私「・・・・・」
子「ツルツルですよ」
高級品屋とか、無料体験とか、子どものあそびは思わぬ方向に広がります。フワフワとツルツル。感触の違いまで遊びに取り入れていることにも驚きました。
片付けの時、もう一度ツルツルの石を触らせてもらおうと思い、声をかけると「もうないよ」「すてた」とあっさり言われました。そうです。子どもってそうなんです。ふと、見つけた面白いもの、素敵なものを残す子もいれば、惜しげもなく手放す子もいるのです。子どもの世界はおもしろい。




