5歳児が伊賀消防署に行きました。
緊急車両をみせてもらい、いろいろなことを教えていただきました。
ホースを持たせてもらったり、
救急車にも乗せてもらいました。
その時の出来事です。
5歳児担任が「二人が手をつないでるんです」と、教えてくれました。
左側の子が、たくさんある車内の装備を見て「こわい」と言ったそうです。
その声を聞いた右隣の子が「ぼくが守ってあげる」と、手をつないだようです。
説明を聞いている間、ずっと手をつないでいました。
手をつないだ子は、自分が不安なときに手をつないでもらった経験があったのでしょう。それがこの行動につながったのではないでしょうか。また、「こわい」と言った子は、自分の気持ちをわかってくれる友だちがすぐそばにいてくれる安心感を覚えたことでしょう。
子どもの世界は、優しい世界です。