保育士の周りに子どもたちが集まっていたので、何をしているのかと
のぞいてみると・・・
紙製の大きなハンバーガーを使って、「ありがとう」「モグモグ おいしいね」などとやり取りをしていました。
ハンバーガー(バンズ?)が破れかけていることに気付いた子が、さらにビリビリッと破り始めました。
「何がでてくるのかなあ?」保育士も不思議そうにつぶやきます。
中から出てきたのは新聞紙で作ったドーナッツ。ハンバーガーの形の土台になっていたのですね。
パクッと食べる真似をしたり、「ばぁっ」とのぞいたり、違う遊びが始まりました。
丸い板状の段ボールも入っていました。その上にドングリをのせてもらってコロコロ転がる様子をじっと見つめていましたが、すぐに落ちてしまいました。「落ちちゃったね」子どもの気持ちを代弁するかのように、そっと保育士が声をかけました。
コップの上にドーナッツをのせて「ドーナッツ」と、持って来てくれました。
次に、小さな手で大きなハンバーガーを作って持って来てくれました。
今度は「ハンバーガー」なんて言う余裕はありません。左側を持つと右側が口を開けたように大きく開いてしまいます。右側をおさえようとしても指が届きません。少しお手伝いすると
イメージ通りになったのか、笑顔になりました。
子どもの「やりたい」気持ちを大事にし、関心ごとに寄り添ってくれる保育者の存在は、「人といると楽しい」という感情につながっていきます。それが友だち関係の土台になっていくのですね。






